野菜と鶏肉の筑前煮

ご飯のおかずにぴったりの煮物

純和食の煮物は、白米と一緒に食べるとぴったりのおかずです。

煮物には根菜を中心としてたくさんの具材を一緒に煮込んで使うので、一皿でたっぷりと栄養分を補給することもできます。

煮物の味付けには醤油やだし汁が使われますが、より多くの具材を使う場合には実はそんなに味付けを加える必要はなかったりします。

そのことを実証しているかのような料理が「筑前煮」です。

筑前煮とは、旧福岡県北部にあたる地域の「筑前」で多く作られてきたことから名付けられた料理方法で、煮る前に一度油炒めをするというところに料理の特徴があります。

また野菜類だけでなく鶏肉を入れることが多いというのも特徴で、できたての温かいうちだけでなく冷めてからでもおいしく食べることができます。

たくさんの具材を用意しなくてはいけないので作るのはそんなに手軽ではないのですが、手間をかけた分おいしくなる愛情料理なのでぜひマスターをしてみてください。

作り方の流れ

まず筑前煮の定義についてですが、これは地域によっては「がめ煮」という「寄せ集めた煮物」を意味する博多弁が使われているように、とにかくたくさんの具材が入っているということが一つのポイントになります。

正式な定義として何と何を入れなくてはいけないというきまりはないのですが、一般的に使われる具材としては、まず鶏もも肉にれんこん、ごぼう、こんにゃく、しいたけ、ニンジンなどが挙げられます。

そこにさらに里芋や油揚げ、エンドウなどを加えることもありますので、お好みや旬の食材でアレンジをしてみてください。

最もシンプルにつくろうとするなら、鶏肉と根菜類を数種類、それに黒こんにゃくを入れればそれでOKです。

手順としてはまず鶏肉と野菜を一口大に揃えて切り、ごぼうやれんこんなどアクのある野菜を酢水にさらして下ごしらえします。

材料が揃ったら鍋に油を入れて熱し、鶏肉をざっと炒めて焼き色をつけてからそこに順に野菜を入れてかるく油を回します。

その後水と味付け調味料を少々入れて煮込んでいきます。

煮汁は多すぎないようにして、ほとんどなくなるくらいにまで煮詰めると出来上がりになります。

より手軽に筑前煮を作っていくには

そのまま作ると手間のかかりがちな筑前煮ですが、ちょっとした工夫で簡単に調理をしていくことができます。

時間がない人におすすめなのが圧力鍋を使うという方法で、普通に煮詰めると時間がかかるニンジンやごぼうなどを数分で柔らかくすることができます。

また筑前煮を作りすぎてたくさん余ってしまったというときには、それを使った別のアレンジ料理にもしていくことができます。

手軽なものとしては、筑前煮の具材をそのまま底の深い容器に入れて蒸してつくる茶碗蒸しや、ご飯と一緒に炊き上げる筑前煮の炊き込みご飯などがあります。

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