野菜の分類からみる効用

野菜を普段の食生活に取り入れようとするなら、
おすすめしたいのが「テーラーメイド」という考え方です。
「テーラーメイド」とは、その人個人の体質や改善したい事柄から、
食べるべき野菜や調理方法を選んでいくという方法です。
体によい野菜主体の食生活ですが、
これは誰がいつどう食べても同じ効果があるわけではありません。
その人個人個人には生まれつきの体質として、強い部分・弱い部分があるため、
それに適応するための食材を選ぶようにしていくというのが基本的な考え方となります。
例えば「疲れやすい」「冷え性だ」といったような症状がある人は、
それぞれ体力増強や体を温めることができる効果が
期待できる食材や調理方法を選んでいくようなことです。

テーラーメイドによる食事内容の判断は、栄養士・管理栄養士など
専門的な知識や経験のある人でないと簡単にはできにくいものです。
病後の回復期などは専門の管理栄養士からの指導を受けつつ食品を選ぶようになりますが、
そこまで本格的でなくてもざっくりと判断していくことなら一般の人にも応用は可能です。
テーラーメイドの基本的な分類方法は、
まず酸性・アルカリ性・陰性・陽性という4つのエリアによる分類方法です。

陰性・陽性という考え方はもともとは東洋医学からきていますが、
酸性・アルカリ性という食品を更に「陰性の酸性食品」「陽性のアルカリ性食品」
といったような二つに区別するのが実際の使われ方となります。
酸性・アルカリ性という化学的な分類方法はどちらかといえば
西洋医学的な考え方によるものなので、
テーラーメイドとは西洋医学と東洋医学をうまくミックスさせた方法ということになります。
陰性・陽性の区別は主に体を冷やす・温めるという区別になります。
細かく分ければ色味やとれる季節なども関係するのですが、
ざっくりと言えば陰性は体を冷やす野菜で、陽性は反対に温めるものといえます。

考え方の基本は、できるだけ酸性食品をひかえめにし、
アルカリ性食品を積極的にとっていくということです。
陽性のアルカリ性食品の代表は玉ねぎやニラ、カボチャといった
血液をきれいにしてくてる野菜です。
陰性のアルカリ性食品とは、葉物野菜一般やトマト、ナスなどの夏野菜です。
こちらは体を冷やすものですが抗酸化成分が高く、
アンチエイジング効果が高いものが多く挙げられます。
一方酸性食品ですが、こちらは控えめにした方がよいとは言われますが
全く食べてはいけないというわけではありません。
陽性の酸性食品の代表は魚介類や肉類で、体内のエネルギーのもととなる食品です。
陰性のアルカリ性食品は白米やうどんなどの麺類、油類やアルコール系飲料となります。

陰性のアルカリ性食品は少なめになるように心がけ、
陽性アルカリ性食品をできるだけ毎食食べるようにしていきましょう。

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