体ほかほか中華スープ

寒い時期には、自宅で食べる温かい料理がなんとも恋しく感じられますね。
冬は根菜類などたくさんの野菜が旬を迎え、豊かな味わいを見せる時期でもあります。
栄養たっぷりのスープを食べて、温かい春までの期間を風邪など引かずに乗り切ってもらいたいです。
またもし風邪を引いてしまったというときにも、まず暖かい部屋で安静にするとともに体を温めるスープで滋養を付けてみてください。

体を温めるスープといえば、やっぱり代表的なのが中華料理でよく登場する野菜のスープです。
中国には伝統医学として東洋医学がありますが、その基本となっているのが医食同源の思想です。
私達が普段簡単に手に入れることのできる野菜の中には、かつて漢方の原料として使用されてきたようなものもいくつかあり、それらをうまく組み合わせていくことで薬にも負けないほどの高い効果を得ることが期待できます。

体を温める効果のある野菜からまず紹介をしていくと、ねぎや生姜、唐辛子のような生で食べて辛味のあるものが挙げられます。
これらは昔から料理の薬味としてちょっとしたアクセントに使われることの多い食材ですが、そのちょっとの使用によって体があたたまり血行が促進されるという効果を得ることができるのです。
個別に効果を細かくみていくと、まず長ネギですがこちらは実の半分が緑色、半分が白色をしているものが大半です。
この緑色の部分は緑黄色野菜であり、白い部分は淡色野菜としての特徴を持つという大変めずらしい種類の野菜です。
長ネギ特有の辛味成分のもとはアリシンという成分ですが、これが体内に入ると血行を促進しそれが体を温める効果をもたらします。
次に生姜ですが、こちらも強い辛みのある食材です。
生姜の辛味成分はジンゲロンやショウガオールと呼ばれる物質に由来するもので、体内に入ることで発汗を促しそれが冷え症状を大きく改善してくれます。
最後に唐辛子ですが、こちらもかつて「とうがらしダイエット」として有名になるほど体を強く温める作用を持ちます。
唐辛子に含まれる辛味成分カプサイシンは毛細血管の血液循環を促す強い力があるため、皮膚そのものがぽかぽかと火照るような感じになるのです。

それらを踏まえて体を温めるスープのレシピを紹介すると、中でも使いやすい生姜がおすすめになります。
まず鍋に冬野菜である根菜類(かぶ、ニンジン、大根など)や、葉物野菜(アスパラ、ほうれん草など)を食べやすい大きさに切って煮込んでいきます。
煮込むときには水のうちから野菜を入れ、火が通りにくいニンジンや大根を最初に順に野菜を加えていきます。
生姜は千切りにして一番最初の野菜を入れるタイミングから一緒に煮込んでいきます。
味付けとしては醤油やダシスープのもと、塩コショウ、塩、みりんなどを適量入れてあまり味が濃くならないようにしていきます。
一杯で十分体のあたたまる中華スープ、ぜひ試してみてください。

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