野菜という食べる薬

野菜は私達が最も手軽に摂取することのできる「クスリ」です。
人間はそれぞれ違った体格や体質を持っていますが、
体内で行われている機能そのものはみなほとんど同じです。
そして全ての人はまた、年齢を重ねるごとに体内に備わっていた機能が
次第に衰えを見せるようになってゆき、
老齢期になると日常生活の中にもその不調が自覚されるようになってしまいます。
「健康寿命」という言葉がありますが、これは生命の維持だけではなく
自立した生活を一生の中でどれくらい送ることができているかという基準値です。
健康寿命という概念が注目されるようになったのは2000年からで
WHO(世界保健機関)が約200カ国をサンプルとした調査を行ったことにより、
世界的に健康寿命を伸ばす研究が進められるようになりました。

健康寿命の正確な定義とは、「平均寿命から、重度の怪我や病気などによって
介護が必要となっていた障害期間を差し引いた年数」というものです。
2000年の調査時、日本は世界ナンバーワンの健康寿命を保っていたということもあり、
日本的な生活スタイルを世界中の研究者が注目するようになりました。
ですがここ数年のうちに日本人のなかにも糖尿病や高血圧、脂質異常症、がんといった
重大な生活習慣に関わる病気が激増してきているため、
今後は日本人の健康寿命は急落していくのではないかと予想されています。

かつての日本人の優秀な健康寿命を支えていたのは、
なんといっても日本の伝統的な食生活です。
最初に野菜は食べる「クスリ」と言いましたが、
日本の伝統的な食生活は
肉類や動物性脂質の少なめな野菜中心の食事が中心となっています。
野菜はそれぞれ種類や分類、また食べる場所によってさまざまな栄養分が含まれており、
人の体にとって非常によい影響を与えてくれます。
医食同源という言葉が東洋医学にはありますが、これを医学的な見地ではなく
自然に生活の中に取り込み実践していたのが日本的な食生活ということができます。

しかし最近では自分で複数の野菜を購入して自炊を行う人が年々少なくなってきており、
食事の内容も手間をかけずに手軽にお腹を一杯にできる出来合いのもので
済ませる人が増えてきました。
家族があまり料理をしない家庭で育った人などは、
やはり自分でも調理を積極的に行わなずに過ごしてしまうため、
これから食生活を改善しようと思ってもそもそもやり方が
全くわからないということもよくあるようです。
まずは野菜にはどのような種類のものがあり、
どんな栄養分を含んでいるかを踏まえつつ、簡単な料理から挑戦してみてください。

参考サイト:野菜の種類についてサラダ

このサイトでは、野菜に含まれる栄養分の紹介とともに、体のどのような症状に効くかを細かく説明をしていきます。
簡単に作れるレシピも一緒に紹介していきますので、ぜひ毎日の食生活の参考にしてみてください。

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